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来待石 来るのを待つ石!島根県 倉吉 工事 石材 小田石 中嶋石材商事 

島根県松江市にて
旧宍道町来待より産出砂岩 
風合いある雰囲気を作るのに最適な石材です。
丁場の具合、石質 サイズなど確認に行きました。
松江藩 殿様は門外不出の石とし、他県に持ち出し禁止までした素晴らしい名石です。

大手石材メーカーも目を付け屋内内装材料や庭、円安対策で来待石のニーズを探しています。
倉吉も白壁土壁群などの屋根には必ずこの来待石が乗っています。火に強く バーベキュー用 炊飯かまどやビザ窯など、現代でも各家庭で楽しめる石です。
現代アートなども好まれ、芸術家にも好評です。
加工がしやすい砂岩細かい細工が出来る素晴らしい原材料がまだまだ地下には眠っています。
我が地元 鳥取県 倉吉市にもそっくりな石があります。
倉吉も小田石と言い、三明寺産出の来待石に似た砂岩と泥岩の間の石も以前ありましたが、現在は閉山中。

大型灯籠傘制作中 大社型灯籠 
古来から正式な形で神前には必ずあるあかり取り灯籠レストアでは無く、今後残る物を作る責任・後世に技を伝える責任 数百年前の職人の心意気を感じながらの作業です。
現物と同じ寸法割り振りで製作して行きます。
灯籠の原材料 切削完了(裏側)
ここから屋根型に落として行きます。

数千年間地下に眠っていて、今、目覚めました。
この青々しい、若く美しい肌。
歳月がたち、黄色く変色して行きます。
   伝統工芸士 親方の作業風景
細かく下書きし加工に入ります。
50年以上の経験の手。
この手で何百人、何千人の方を感動させて来られたのでしょうか?